田中照人の5代目電通太郎の解説ページ

大阪府立登美丘高校平成2年度文化祭
黒の巨大ボードに緑のLED4096個
舞台左手 地上5mで活躍する電光掲示板
原理
4096個のLEDを光らそうとする。その時、方法は少なくとも2つある。
一つは、スイッチ回路と配線を4096組用意する方法。もう一つは、1列づつ光らせスイッチ回路と配線を少なくする方法。
ここでは、後者を使ってた。スイッチ回路と配線は32行+128列=160組である。3936組も少なくなる。
高速に1列づつ順番に光らせると目の残像効果によって全部光っているように見える。
残像効果を使うのは、テレビと同じ方法である。その方が回路規模が小さく安く済むためだ。
たとえば、「G」という字を表示する時は
→
→
→
→

これらを順番に表示する。
そうすると

となり、さらに高速で表示すると

目の残像効果によってこのように見える。
ハードウエア構成
ハードウエアは大きく分けて3つある。
- パソコン
- 6枚のプリント基板回路
- 表示部(ベニア板にLEDを配置)

このうち、パソコン以外は全て電気通信部部員及びOBによる設計&製作。
ハードウエアの詳細
ソフトウエア構成
ソフトウエアはすべてオリジナル。
高速処理が必要な部分が多く、ほとんどアセンブリ言語で開発。
コンパイラやアセンブラを持ってなくハンドアセンブラにて作成。(PC6601用)
ソフトウエアの詳細
PC6601用TOS(Taro Operating System)
--- ご注意 ---
- この資料は開発後8年以上経ってから作成したものであり、内容に誤りがある可能性があります。
- また、この資料から発生したいかなる保証も責任も負いません。
------ 1998.9.25 ------
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